iPhone 7 Plusはもうかなりの台数が出ていますが、32GBモデルにはフラッシュメモリ(ストレージ)に問題があり他のiPhone6sやiPhone7とくらべて著しく転送速度が遅いという結果が判明しました。
iPhone7 Plusの32GBモデルのフラッシュメモリ(ストレージ)は異常に遅い
GSMArenのテスト結果によるとiPhone7 Plusの32GBモデルだけ異常にフラッシュメモリ(ストレージ)の転送速度が遅いことがわかりました。その結果をまとめた表が上の表になります。
注目する点は Storage Writeの値です。iPhone6s Plus 64GBやiPhone7 128GBとくらべて1/10くらいの転送速度になっており実際に体感できるほどの遅さです。5分間の4K画質の動画をコピーした場合、iPhone7が17秒で済んでいるのに対し、iPhone7 Plus 32GBモデルは1分近くかかっています。
原因はチップメーカーが異なるから
この原因は以前に、iPhone6sでTSMCとSamsungのチップで性能が違う問題があったのと同様に、iPhone7 Plusの32GBモデルだけフラッシュメモリ(ストレージ)のメーカーが異なっているからだとされています。
この対応は恐らくTSMCとSamsungのチップ問題と同様、アップルは対応しないと思われますが今後の展開についても見守っていきたいと思います。